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板を研磨する機械は2種類ある。武田さんの微妙な手加減で研磨される。実際に目の前で加工作業を見せてもらった。あっという間に木が美しく形作られていく。
ここではMDFも加工されている。MDF(※)は熱に強いため照明器具に不可欠なのだ。MDFは原価も安く素材として優れているが、加工が難しい。水に弱く、もろい、ネジに弱い。タケダ木工ではMDFの高度な加工もこなしている。 |
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加工の歯はこれだけの種類がある。既製品もあるが、製品によってはオーダーメイドで用意をする。削り出す面にあわせて歯を変える。これにはデザイナーもかかわる。デザインの形によってどんな歯をオーダーメイドするか決める。
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木は品質を保つため、湿度調整が欠かせない。このように毛布をかけて大切に扱っている。
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中密度繊維板(ちゅうみつどせんいばん)は木質繊維を原料とする成型板(ファイバーボード)の一種。MDF
(medium density fiberboard) と略称される。木材チップを細かく裁断し、蒸煮・解繊したものに接着剤となる合成樹脂を加えて板状に成形したものである。 |
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