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ミラノサローネでの国際照明器具見本市(ユーロルーチェ)の様子。 |
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Q: 1993年に日本に戻ってきた後はどのような活動をされていましたか?
村澤氏: いずれにしても家具やりたいという気持ちはぶれなかったので、向こうでいろんなことをやらせていただいている中で帰ってもう一回家具デザインをしたいとは思ったんですが、言ってみれば帰ってきてすぐ仕事なんかある訳がないんで、本当暇こいてましたねあのころは(笑)。しばらくはやることがなくて。
興味の対象としてはミラノに居たときに一番ショックを受けたミラノサローネでのユーロルーチェ(注2)だったんですよ。それまで日本の家具見本市は見たことあるし、そこそこデザインとしての家具っていうのは見てきましたけどユーロルーチェっていう照明器具の、規模に驚いたんですよ。なんでこんな凄いことやってんだろうって。照明専門の展示会ですから。照明専門の展示会が日本の家具展全部集めても足りないくらいの規模で開催されてんですね。 |