Q: そのころの活動が股旅デザイン(注4)につながっているのでしょうか?
村澤氏: そうですね、股旅デザインはこの展示会のために降って湧いてきたキーワードなんですけど、実際にはBC工房(注5)と出会って、何かを開発しようといったときにその鈴木さんが作った言葉がワークショップって言葉だったんですね。
星野さん(注6)から紹介されて、星野さんがこういうものづくりをした言っていたんですけど、「デザイナー先生に図面を書かせて、それを作ってやるんじゃ意味ないだろ、若いやつ紹介するから、工場で打ち合わせする商品開発をしよう」て言って、僕らが参加したわけですね。だから毎月一回工場に行って、打ち合わせするんですよ。こういうワークショップスタイルのデザイン面白いんだよって始まったのが、僕のワークショップって工場でデザインするきっかけだったんですよ。でそれをやってたんでそういうやり方をしたいって、色んな工場に出会うたんびに僕は工場で仕事をさせてくださいって。
DCSさんと出会った時は最初はショールームで打ち合わせただけだったんですよ。でもその後ずい分たって出向いて行った時は工場見せてください、工場見せてくださいって話になっていって。まあそういう形で、そこがきっかけで現場でワークショップをするてスタイルをやっていくなかで、最終的に、今回こう股旅デザインにつながっていったんですよ。
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